活動実績
第6回情報・意見交換部会
第6回情報・意見交換部会レポート
■第6回情報・意見交換部会(ワイガヤ会)を 2024年7月16日に開催しました。
テーマ「デザインまわりの日常的な葛藤について話そう」
今回は東京・大阪のリアル会場に加えてWeb参加を合わせたハイブリッド開催でした。総勢23名の方に参加いただきました。
■テーマ設定について
コロナ禍もあり、しばらく開催が思うにまかせなかったワイガヤ会ですが、今回は「ワイガヤ」の名に沿って、メンバー間の交流に重心を置きました。
従前のワイガヤ会は、第1部:スピーカーによる話題提供・問題提起、第2部:参加者によるグループ討議と発表、の二部構成が多かったのですが、今回は用意したテーマから各グループで一番興味のあるものを選んでいただき、直接グループ討議に入っていただくことにしました。
■事前アンケート
グループ討議のネタ・呼び水とするため、参加者の皆さんに事前アンケートをお願いしました。
・「デザインの価値が低く見られている」と感じてしませんか?
・自分の仕事の価値が伝わらない・伝えにくいと感じませんか?
・今のお仕事を目指そうと思った理由は?
・困った依頼のされ方・仕事の振られ方ってありますか?
・今のお仕事で「これは思ってたのと違う」と感じるときは?
上記のアンケート回答をもとに、意見交換を行いました。
■グループ討議
各グループでは、活発な議論と意見交換が行われました。
参加者それぞれが自身のアウトプットやその価値、対価について他のメンバーと話し合う機会は非常に貴重であり、これにより新たな視点や問題意識も生まれ、有意義な時間となったようです。
また、当初の目標であった「飲み会の前座」としての役割も果たし、参加者同士の親睦を深める良い機会になりました。
■反省・振り返り
振り返りアンケートを取りました。
「ナマの現場の話が聞けた」「普段であればお金を払っても得られないようなお話を伺えた」等の好意的な感想が多かった一方で、参加者の属性が実務家に偏ってしまったことから、もっとデザイナーさんの参加を募って、三者視点での討議が望まれる旨の指摘がありました。
また、提案テーマ:ロゴなどのフォントを題材に、具体的な製品や事例を取り上げ、企業・弁理士・デザイナーの視点からの議論の要望もありました。次回以降の企画に生かしてゆきたいと考えます。
■■■
大阪会場を提供いただきました弁理士法人藤本パートナーズ様、東京会場の手配等に尽力いただきました事務局の皆様に感謝します。