活動実績
研究部会
デザイン法創造研究部会レポート
■デザイン法創造研究部会を 2023年8月30日に開催しました。
テーマは「分科会を新しく立ち上げるテーマを検討する」でした。
オンラインとリアル(早稲田大学8号館412号教室)のハイブリッドで行われ、全体で20名ほどの会員にご参加いだきました。
◆第1部 候補テーマの説明
分科会で扱うテーマの候補として運営側で以下の3つを用意しました。
(1)無登録保護或いは無審査保護の導入の必要性
(2)デザインと物品性の再評価
(3)知財の資産化
第1部では、これら3つの候補テーマについて、それぞれ担当の各会員から下記の説明資料を用いて論点の所在などが紹介されました。
・説明資料(1)-無登録保護或いは無審査保護の導入の必要性に関して
・説明資料(2)-デザインと物品性の再評価に関して
・説明資料(3)-知財の資産化に関して
◆第2部 ディスカッション
第2部では、オンライン参加者で1組、リアル参加者で2組のグループを作り、それぞれのクループで、これら3つの候補テーマを分科会で採り上げる意義などについて意見が交わされまた。
企業人、デザイナー、法律関係者といった、グループに参加していただいた各人の立場から、例えばデザインの無登録保護についてはニーズがあるのかといった点などに関して複眼的に意見が持ち寄られ、議論が盛り上がりました。
最後に、どのテーマが採択するのに相応しいかを各グループで評決しました。
◆第3部 ディスカッション内容の報告
第3部では、各グループの代表から行われた議論の内容及び最後の評決の結果が紹介され、参加者全員でその内容を共有しましたが、それらの報告からは、無登録保護或いは無審査保護の導入の必要性というテーマに、比較的強い関心が寄せられた印象が得られました。
◆今後について
今回の議論を前提としつつ9月中には起ち上げる分科会のテーマを決定する予定としています。