活動実績

2026.03.02

「デザインと法協会と日本商標協会・ブランドマネジメント部会との意見交換会」開催報告

日時:2026年2月20日(金曜)午後5時~7時
場所:国際ファッション専門職大学 コクーンタワー 50階ラウンジ
参加者数:29人(当協会14人)

プログラム
●平野吉雄さん(グラフィックデザイナー)の発表
. ブランドとは? デザインとは?
. 平野吉雄のプロフィール
. ロゴタイプとパッケージデザイン制作
. デザインと法協会のロゴ・マーク制作過程 

●西村雅子さん(弁理士・国際ファッション専門職大学教授)の発表
1.法上の商標 ― 選択物
2.実態上の商標 ―「創作物」 商標と意匠(創作)の交錯
3.識別力と連動しない「創作」

●意見交換
(意見交換のごくごく概要)
・ロゴ・マークに著作権、著作権的な価値があるとすると、同一性保持権もあることになる。そうすると、ロゴ・マークのブラッシュアップは同じデザイナーに依頼することになるか。
・「MONO」(消しゴム)の場合は、代々4人のデザイナーが関わっており、「青」の色味が僅かに変化している。
・日本では、同種の商品には各メーカーが同じような色を使用している。何故だろうか。
・「色を決定する立場の人」の安心感があるのではないか。
・外国でも同じ状況だと思う。
・色は記憶されやすい。
・ハムの包装では、多くのメーカーが黒や銀色を使用していたが、「白」を提案した。「色を決定する立場の人」が、白を採用することを決断した。結果として、売り場で目立ち、売り上げが伸びた。

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・ロゴ・マークの他にパッケージデザインを創作する場合、ロゴ・マークは企業が商標出願するだろうが、パッケージの意匠などについてデザイナーが提言することはあるのか。
・大企業の場合、権利化は企業内で決めており、デザイナーが関与できることはほとんどない。意匠出願をしたかどうかも知らされないことが多い。
・企業は、デザイナーの創作物を積極的に知財化して、ブランド力の強化を目指すことが必要ではないか。
・新しい事業を立ち上げる際に、デザイナーにロゴ・デザインだけでなく、マーケット展開のアドバイザーを依頼したことがある。

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以上

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