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デザインと法協会セミナーのご案内
デザイン創作を保護する新アプローチの可能性 -無審査・無登録意匠保護制度の検討-
3.22(土)
デザインと法協会のセミナー開催をお知らせします。
会員の方はもちろん、会員でない方も、どなたでも参加できます。奮ってご参加ください。
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デザイン創作を保護する新アプローチの可能性
-無審査・無登録意匠保護制度の検討-
分科会7中間報告会
早稲田大学知的財産法制研究所(RCLIP)共催
山口大学大学研究推進機構知的財産センター後援
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日時:2025年3月22日(土曜) 14:00(17:00頃終了予定)
会場:早稲田大学 早稲田キャンパス3号館305教室
https://waseda.app.box.com/s/sr4l9i4ub4ai87fox7akj19a0umwad65
https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
※リアル開催のみとなります。セミナー内容のネット配信はございません。
※下記URLから参加をお申し込みください。
https://forms.gle/NfiBgEmNqRzz5CEC9
※懇親会:セミナー後の懇親会開催を予定しています。
※場所は追ってご案内します。
※会費は5,000円ほどを想定していますが、手配する会場及び参加人数等次第で若干の増減があり得る点はご了承ください。
■セミナーのテーマ
デザインと法協会の分科会7では、2024年1月から約1年にわたって、無登録あるいは無審査による意匠保護という選択肢がわが国においてあり得るかについて、熱い議論を交わして参りました。
保護にあたって厳格な審査を経過させる現行の意匠制度では、とりわけフリーランスのデザイナーや、短期に多数のデザインが開発される分野での創作に対して十分な保護が及んでいないといった問題意識があり、また、これらの創作活動を保護奨励することは、必ずわが国産業の活性化に繋がるとの思いからです。このような視点から、分科会7のメンバーは、法律関係者の意見のみに偏ることなく、デザイナーの様々な意見に真摯に向き合い、毎月の分科会の場のみならずその後に必ず開催される懇親会の場においても口角泡を飛ばす激論を交わし、より良い制度の在り方を検討いたしました。
論点が多岐にわたるとともに、周辺法との整理も複雑で、加えて昨今の生成AI問題などとの関係もあり、現時点では最終的な結論を得るには至っておりませんが、今後も議論を継続していく上でのいったんの区切りとして、われわれの1年間の議論を、みなさんと共有させて頂きたく、本セミナーを企画いたしました。
多くの法律関係者及びデザイン関係者にご参集いただき、われわれの扱うテーマに対するご意見やご感想並びにご提案などを頂戴できれば幸いです。
■分科会7のメンバー(50音順)
- 梅澤修(京橋知財事務所弁理士・元特許庁審判長)
- 木村智加(のぞみ特許事務所弁理士・元特許庁審判官)
- 黒田智子(コクヨ株式会社知財担当弁理士)
- 五味飛鳥(しろくま特許事務所弁理士)
- 末宗達行(金城学院大学准教授)
- 高林龍(弁護士・早稲田大学名誉教授)
- 中川隆太郎(シティライツ法律事務所弁護士)
- 藤ヶ谷友輔(三菱電機株式会社デザイナー)
- 堀越敏晴(office CWs・インダストリアルデザイナー)
- 横山久芳(学習院大学教授)
- 米内惠司(元パナソニック株式会社デザイナー)
■プログラム
【イントロダクション】
座長挨拶(梅澤)
無審査無登録意匠制度導入に向けた議論の必要性について(五味)
【基調講演/分科会における議論の経過と主な意見の紹介】
「議論の経過、及び、論点・対立軸」の紹介(末宗)
「純粋無登録保護モデル(仮)」の紹介(横山)
「登録意匠制度接続重視モデル(仮)」の紹介(梅澤)
「記録(寄託)制度モデル(仮)」の紹介(高林)
「コピーライト・アプローチモデル(仮)」の紹介(中川)
【休憩】
【基調講演を受けてのコメント】
企業の立場から(黒田)
デザイナーの立場から(藤ヶ谷)
【メンバー全員によるパネルディスカッション】
【質疑応答】
■参加申込
セミナーへの参加を希望される方は下記URLからお申し込みください。
懇親会への参加を希望される方も同様にお申し込みください(会場・会費は別途ご連絡します)。
参加申込みURL(https://forms.gle/NfiBgEmNqRzz5CEC9)
懇親会参加については、遅くとも【3月15日】までにお申し込みいただけると助かります。